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重~いヘッド&柔らかなシャフトを通して ゴルフを考え スイングを学べるゴルフクラブを追求! 誰よりも振らず 誰よりも飛ばす ボールをつぶせ をモットーに! 〒238-0024 神奈川県横須賀市大矢部3-14-10 ☎046-804-1480  ✉ hummingbirdsports@jcom.home.ne.jp.

ゴルフに関する 世の中で 常識 と思われていること それにも すべて疑問を投げかけ クラブ 体 物理 心理 レッスン あらゆる側面から 考察し 研究する 究極のゴルフ「クラブ」マニアなページ クラブの秘密を解明することが、スウィングの解明! クラブに動かされてしまう! 打たされてしまう!  を基本に、日々 ゴルフクラブを創っております

オーダーメイド、今どきの言葉で言うと
フィッティングって言うのかな、
その 最大のメリット は
全番手 同じ感じで打てるコト
クラブの設定が上から下まで
 ちゃんと流れているコト
 だと思います。
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それがタイミングだったり、
重さのフィーリングだったり、
リズムと関係する硬さだったり、
それぞれあると思うんですけど
結構、重要なのが『ボールの位置』だったりします。

私の経験上、硬さや何かのフィーリングの異なるクラブって
ボールの置き位置が それに相応して
違う場所になり易いんですね。
一般論ですけれど
硬いシャフトだとボールは中(右打ちの人だと右寄り)
柔らかいシャフトだと ボールは外(右打ちの人だと左寄り)

になり易い。
多少、であれば
ドライバーはティーアップしたりしますから良いけれど
ドライバーは左足かかと で
アイアンは アドレスのからだの真ん中よりも中(右打ちだと右)
なヒト とっても多いですよね。
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ソレって タイミングも違うでしょうし、
同じ打ち方って訳にも行かない程の『差』でしょ⁈


また ボールの位置が色々になっちゃう、と
コースでは傾斜などもありますし、
ホールごとに疲労度も加わるから
適正なボールの位置に ちゃんと置けない可能性もあがる。
コースでミスが出ちゃう 大きな原因になるんじゃありません❓

オーダーメイド、フィッティングの最大のポイントはソコ で
全番手が 同じようなタイミングやフィーリング、
同じような ボールの置き位置で打てるコト

だと思うんですね。

ソコ ないがしろには出来ないと思うんですね。

良く耳にする
『自分に合ったクラブ』って言葉がありますけれど
例えば
自分に合った『ドライバー』単品を作った、造れた、としても

そのドライバーを上手く打たせない環境、
ドライバー以外のクラブが
ドライバーとは全く異なったタイミング、
 全然違うボールの置き位置にせざるを得ないクラブ達 であったら
『自分に合っている筈』の そのドライバーは
本領を発揮できません よね⁈



練習場で ショット、スイングの練習をするのって
多くが アイアンやウエッジです。
ドライバーで『スイング』の練習をするのは
余り多くないと思います。

全然違うタイミングの、全然違うフィーリングの
ドライバーとは ボールの置き位置も大きく異なる
アイアンの練習って、
ドライバーのショット精度向上にはつながらない…のでは❓
会田20210701_Moment
逆に ドライバーを上手く打たせない練習 に
なってしまっている可能性は否めないと思うのです。


こんなことを書いていいのか微妙なんですけれど
フィッティングで その部分を無視にしていると
単に 在庫を持たなくて良い 経費効率の良いお客様
単なる注文生産のお客様 になってしまうんじゃ ないですか❓

主にドライバーになると思うんですけれど
ドライバーを上手く打たせる のは
そのドライバーソノモノもそうですけれど
スイング以外にも そのドライバーを上手く打たせる環境
…要するに ドライバー以外のクラブ
って言うのを意識しても損はないと思いますよ。

お店30年近くやって来た、多くのゴルファーを見ました。
個々のスイングの問題やドライバー単品の問題 と並んで
その ドライバー以外のクラブの造る環境 が
ドライバーショットの是非に非常に関係している
と思います。
そして それを解決するのが
 本来の意味での『フィッティング』だと思ってます。


店長「ごく普通のアマチュアゴルファーは
 シャフトの S と言えば どれも同じ、
 工業製品の規格的な感覚なのですが、
 メーカーや機種によって かなり幅がある。

 それを比較する為に 振動数計ナンてものがある訳ですが、
 それを初めて目にする方も沢山いらっしゃる。
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 今までは ドライバー230cpm、アイアン300cpm で使っていた。
 ドライバーが良いと アイアンが…。
 アイアンが良いと ドライバーが…。
 ボールの置き位置も タイミングの取り方も違う、
 実際に 一球一球交互に打ってみると まるで違う感じがする。

 ドライバーを230cpm なら アイアンは250cpm位、
 アイアンを300cpmで行くなら ドライバーは280cpm位、
 この位が 相互マッチングする硬さ関係なのですが、
 流石に ドライバー280cpmはべらぼうに硬い
 おそらく タイガーウッズ位が使う硬さ です。

✋ですので 年齢も考え 楽な方の ドライバーに合わせてみましょう。

 そうすれば ボールの位置も、タイミングの取り方も
 似たような感じで振るコトが出来ますし、
 ミスが出る としても だいたい 同じ傾向 になり易いので
 修正がし易い ですよー

 ついでにですが、
✋ボールのつかまる と言うメカニズムはこう、
 それは クラブの機能として こう言うモノが関係する、
✋右・左に出る、曲がるメカニズム、
 ボールが上がる、浮力、打ち出しの高さ、スピン
 クラブの物理的なメカニズムを知る って
  が 初歩的ではありますが、フィッティングだと思うんですが

 それって スイングのコトを学んでいるのと同じだと思うんです

 まあ 全般的に…
 売る側や製造側の基礎的な知識が足らない って気がします。

 上記 例えば ボールの曲がるメカニズム は知っていても
 それが シャフトが柔らかいとこうなる、硬いとこうなる、
 というコトを知らない、
 知っていても ダイナミックゴールドのRが柔らかくて
 ダイナミックゴールドのSが硬い という
 だからの その間とって SR とか…
 ものすごく狭い範囲でしか考えていない。
 それでは 上辺の言葉 でしか説明できません。
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 ドライバーの主流は 45インチで 硬さSR基準で 振動数240cpm
 にもかかわらず アイアンを 290cpmとか.300cpmを選ばせる、
 それって フィッティングの意味があるのか と思いますよ。

 ドライバーの230cpmって硬さを選ぶんであっても
 150cpmから280cpm の幅の中で 幾つか打って 230cpmを選ぶのと
 230 240 250cpm この狭い幅しか打っていないのに 230cpmを選ぶ
 のでは全然違うと思うんですけどね。」

質問「今となっては 240cpmなんて べらぼうに硬くて当たらないです。
 その硬さであると 230も250cpm も硬さの違いなんて感じられない。。。」


店長「ですよね、うちのお店にとっては どれもモンスタークラスですから😊」

店長「なんて言ったら良いのか微妙なんですが、
 一応、私のお店もオーダーメイドですので
 フィッティングがお仕事…なんですけれど、
 どうやら 世の中一般では 私の考えているフィッティングと
 ズレがあるように 強く感じる今日この頃 です。」
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質問「どうなんでしょう、ゴルフの用品購入と言う行為
 の中で オーダーメイド、カスタムメイド、
 フィッティング と言うモノそのものがブランド化
 しているのでしょうね。」


店長「そうかも知れません。

 そう言うコトを望まれる方もいらっしゃるとは思いますが、
〇一方で 加齢によって距離が落ちてきた、
〇ゴルフで、ショットで、飛距離で悩んでいる、
〇体のどこかに故障や痛みを抱えている、

 そう言う方もいらっしゃるわけで
 そう言う方に 『ちゃんと』フィッティング出来ていない。

 シャフトの硬さ と ヘッドの重さ は
 飛距離やからだへの負担軽減 には
 絶大な効果があるんです。

 正直、ブランド名や機種名なんて
 シールでしかない訳ですし
 シャフトの性質やヘッドの特性よりも
 シャフトの硬さやヘッドの重さ は 圧倒的な影響力
 があるのに そこにはほとんど選択が無い、
 もしくは 強烈に選択の幅が狭く、
 シャフトを無理やり しならせなければいけない
 そんな硬さであれば
 シャフトの性能は発揮し難い

 それでは 助けてあげられる方も助けてあげられない
 非常に残念です。
 
 また フィッティングには大きな別な側面もあります。
 確かに 出来合いのクラブ、
 勿論、中古クラブに買い替えるよりは予算は張ります。

 ですが フィッティングをするコト は
 同時にクラブの機能や打撃のメカニズム
 自分の打撃を振り返るという意味合い
 行動 としては 用具の交換 なんですけれど
 スイングを造る行為 の一環 だと思うんですね。
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 それも多分、練習場で振ったり、素振りしたりするより
 効果が高い可能性もあり、影響がとても大きい。
 それを 素通りしてしまうのは勿体ない気がします。


 色んなクラブの話をしてますけれど、
 モノの話しに聞こえてしまうかも知れませんが、
 全部、その用具の使い方、取り扱い説明 みたいなモノで
 そこって 自分がクラブをどう振るか、どう扱うか に
 ものすごく大きく影響すると思うんですけど・・・。」

質問「今はすごくそう思いますが、
 以前は 単なる上辺の「用語」「単語」でしかなかったと思います。」


店長「ボールのつかまえ が
〇軌道に対しての フェースの閉じ/開き なのと
〇軌道に対する ロフトの作り方 では まるで違う、

 それによって 作り上げられるスイング、クラブ扱いも当然、異なる。
 そして そのシャフトのしなり、ヘッドの遅れ は
 ヘッドの重量とシャフトの硬さ(柔らかさ)によって 発生する。
 前者であれば 遅れは開き ですけど
 後者であれば 遅れは立ち です。
 その相関関係を知らないと
 スイングに治したりするのは難しくなる、
 と私は思うんですけどねー。」

質問「シャフトの硬さ についてはどうですか❓」

店主「それぞれの方で 痛み の発生原因はさまざま と思いますが、
 ヘッドの軽さ、クラブの軽すぎとともに
 『シャフトの硬さ』 がかなり大きく起因していると思います。

 ドライバーに比べ 打つ頻度を多い、
 特に練習場でよく使われる アイアンの
 その スチールシャフト の 硬さ が問題です。
 ドライバーのシャフトは話題になるコトが少なくありませんが、
 アイアンのシャフト。。。特に『その硬さ』が話題になることは
 多くありません。
 ものすごい 硬い基準の中の Xとか、Sとか の差で
 まるで 血液型占い の如し 分け方 だと感じます。

 
 余談ですが、スチール のその素材がダメなのではありません。
 スチールでは 柔らかくするのに限界(予算的) があります。

 また グラファイトは織物 であるため、立体剛性が非常に高く
 復元性能に優れる為、シャフトの硬さを表す振動数で
 同じ数値であれば グラファイトの方が遥かに堅牢です。
 ですので 良くあるパターン なのですが、
 歳とったから スチールからグラファイトへ 移行して
 よりシャフトが強くなっている、硬くなっている、
 と言うケースは少なくありませんので
 そこは よく精査が必要です。

✋ゴルフ用品業界の困ったトコロ なんですが、
 歳をとって とか、女性だから とか で
 グラファイトを使って頂く場合の セット方法が
 シャフトは数値として、表記として 柔らかくなっているけれど
 ついでに 振り易かろう、軽かろう で
 分からないでは無いんですが
 ヘッドまで 軽量、超軽量にしてしまうんですね。
 

 シャフトが柔らかくなったとしても
 ソレに負荷として 動かす元になる ヘッドが軽くなったら
 シャフトを柔らかくした意味が発揮されません。
 ただ 軽い 振り回す為のクラブになるだけ です。
 で 軽いモノは衝撃減衰能力が低く、振り回すから
 肘を傷めたり、腰を傷めたりで 嫌われちゃうんですよね…
 グラファイトシャフトのアイアンって。



 スチールシャフト、その硬さについての話しに戻りますが、

①インパクトの衝撃の減衰性が非常に薄い
 一般的には スチールシャフト に比べ グラファイトシャフトの
 衝撃減衰性は2倍 と言われていますけれど、
 コレはおそらく 素材による基準の硬さの差 が大きいと思います。
 グラファイトよりも スチールの方が 倍近い衝撃を受ける、
 のは シャフトが硬く 減衰率が低いから でしょう。


②硬いシャフトは 腕~肘や手首の作業が多い。
 硬いシャフトですと グリップが押される と言う体験が出来ません。
 シャフトの使い方 として 真反対な使い方 を覚えることが
 多いのでは😵 と思います。
 ある程度 柔らかいシャフトですと
 グリップがシャフトのしなり や クラブの重さに押され、
 グリップが運動方向に対し、押され
 カラダの向き、その運動と分離し難いです。
 硬いシャフトですと、そもそも グリップを基点にして
 ヘッドやクラブを振る動きが多くなりますので
 腕周りがカラダと分離し易くなり、
 小さい箇所、弱い箇所である 肘や手首を傷める原因になります。」
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質問「一般的に どこを痛めるのでしょうか❓」

店主「一番多く耳にするのは 右打ちの人であれば 左ひじ
 ではないかと思います。

 フェースターン、ヘッドの返し をする人 にとって
 それをするため 止まる箇所が必要で
 それが 左前腕になります。
 左ひじを回転させるようなコトになり、傷める訳です。
 硬いシャフトだと 必要なテク なんだと思います。」

質問「冬場になると 肘にサポーターを付けている方
 多く見かけます。」


店主「ですよね…。

 現在のゴルフクラブ事情全般で
 ドライバーを含めたウッド系 と
 スチールシャフトが装着されたアイアン では
 あまりにギャップが大き過ぎます。
 年々 その関係は離れていく ような気がします。
 アイアンが硬すぎる のです。

 ドライバーの飛距離、ドライバーショットの楽しみは
 ゴルフの醍醐味 のヒトツ なのですから
 ドライバーを より良く、楽しく使える 環境 として
 アイアンの シャフトの硬さを考えるべき だと思います。

 クラブをセットとして シャフトの硬さの流れ
 を作るのが アマチュアのゴルフの秘訣 なんだと思います。」

質問「アマチュアでも関係あるんですか❓」

店主「アマチュア だからこそ です。
 プロは お金を貰って クラブを使っています。
 選ぶ基準が その契約金や条件 かどうかは
 人に寄りますが、アマチュアとは正反対の関係です。

 アマチュアは 練習量も圧倒的に少ないですし、
 練習場に行かない と言うゴルファーも沢山います。

 クラブの特性、シャフトの硬さに応じて
 ボールの位置やタイミングやスイングを替えたり するのは
 アマチュアにはあまりに 大変です。

 車で言えば マニュアル、ギア付きの時代ではないのですから
 距離に応じて 何も考えず 振る、打つ、
 と言うクラブセッティングに対して
 シャフトの硬さの流れは絶大な影響です。」


店長「ヘッドの重さは 直ぐに慣れてしまいます。
 ですので ちょっと重いかな 位を選ぶと良いと思います。
 
 ヘッドの効いた ヘッドの重さのあるクラブ と言うと
 鉛をちょっと張った程度のモノ をイメージするでしょうから
 ヘッド重量が 20gも 30gも重いモノ を
 多くの方は振ったコト、使ったコトがありません。

 直ぐに慣れてしまうのですが、
 重いモノの方が クラブの位置、ヘッドの位置、
 今のヘッドの姿勢 も非常に把握し易い、
 スイングのリズムやテンポも掴み易いというか、
 安定し易いです。
 
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 で…どの程度の重さを選べは良いか、のお話しですが
 今は アイアンで 話をしていますが
 ドライバーも含めた クラブの全体像 で
 考えてみるのが良いです。」

質問「…と 言いますと❓」

店長「ヒトによって ドライバーが好き、得意、苦手
 と色々いらっしゃると思いますが、
 その アイアンのヘッド重量 が
 そのまま流れて ドライバーのヘッド重量につながっていきます。

 使うドライバーのロフト角度、長さ、タイプ などを
 考慮して ドライバーの振りきれる、扱い切れる重さ
 を選定した方が良いですね。

 今 弊社では ドライバーの扱いやすさ も考え
 長くとも  45インチ
 平均して 44.5インチ と言ったトコロ です。
 300g 7番アイアンですと ドライバーは 215g前後
 (45インチでは一般的には 190g) と言った感じ。

 長さにもよりますが、
 ドライバーのこのヘッド重量位を境に
 ヘッドローテーションの強い人だと苦しむ かも知れません。」

質問「では この位の重量までだと
 あまり スイングに関係なく 楽しめるのですね。」


店主「そう思います。
 正直、シニアや女性でも 軽くても ここら辺の重量が最低線
 じゃあ ないのかな と思います。

 最低でも この位の重さを使わないと
 今度はウエッジ、アプローチで困ると思います。
 ラフ、バンカーなど ボール以外の質量をどかす能力が低いです。
 それを腕力で解決って訳にも行きませんし、
 アプローチの距離感、距離加減は重量の有るモノが断然、有利です。」

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質問「こんにちは。
 今日はクラブのコトを伺いに来ました。
 肘や手首の痛みを抱えており 練習もままなりません。 
 どのようなクラブ選びをすれば 良いでしょうか❓」

店長「こんにちは。
 そうですね、若い時はからだの各所にあぶらというか
 保湿効果があるので 大丈夫なんですけれど
 50歳を過ぎた辺りから 結構、ふしぶし 痛みますし、
 本能的なのか、反射的なのか、
 痛みが発生することを避ける、
 忌避するコトが増えると思います。」
sample 2009_09_15_19_49_13-17フレームショット

質問「一般的、なんですが
 年齢を取ると 軽いクラブを選ぶ、選んだ方が良い、
 と言われますけれど、どうなんでしょう❓」

店長「ひじ痛や腰痛など ゴルフが原因でのからだの不調、
 故障などを出来るだけ回避したい、 というのであれば
 軽いクラブ、軽いヘッドのクラブ、
 そして 硬いシャフトのクラブは避けた方が良いと思います。


 一般的ですが、シニア用 と呼ばれているクラブは
 ヘッドも軽く、シャフトも軽い、
 ドライバーで言うと 総重量270g以下なんていうタイプ ですね。

 痛みの発生する状況において
 問題になるのは 急加速、急減速、急停止でしょう。
 そうなってしまう、と言うのもありますし、
 そうしないと使うことが出来ない、というのもあります。
 それらが 軽く(ヘッド)硬い(シャフト)のクラブを使う
 取り扱い説明書と言ってもよいほど です。
スナップショット 1 (2018-05-17 19-39)

 総重量が重ければ重い程良い訳では無いですが
 ヘッド重量、総重量が重ければ
 運動を続けようとする 慣性の能力 が高くなります。
 止まり難く、変わり難くなる のですね。

 ゴルフクラブで言われる 慣性モーメント とは
 ヘッドの重心位置軸廻りを指すことが多いですが
 クラブ全体にも慣性モーメントと言うモノがあり、
 重量の重いクラブ、ヘッドの効いたクラブは
 その数値が高くなります。
 それは どういうコトに相当するか、というと
 車が分かり易い でしょうね、
 重いクルマ 重い重量の車は発進し辛いのは
 分かると思います。
 しかし、一旦 動き始めると 今度は止め辛い。

 スイングで言うと 振り辛い と思うかも ですが、
 ヘッド で言えば 双方(軽いモノも)、棒の先端に重さが有るコト
 には変わりはないですから、大きな違いはありません。

 テークアウェイ…重力に逆らう上げる行為 は
 慣性の係数になる 速度が速くないですから
 ヘッドが重くとも さしたる負荷増大ではありません。
 逆に ボールを打つ、ダウンスイングは
 その言葉の通り『ダウン』スイングですので
 その重さを利用出来るでしょう。
 正しい使い方をすれば その重さに動作も促される のですから
 そういう使い方を『教えて貰える』クラブの方が
 軽くて 振り易い筈なのに、何もしてくれず
 結局、全部を自分で処理するクラブより
 のちのち のことも考え、良さそうじゃないですか❓❓❓ 
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 180ヤード位を打つとして
 ボールの重さは 700㌔を越えます。
 これはデータではっきり表れるのですが、
 ヘッド重量、総重量の軽いクラブは
 打つまでのスピード に対し、
 インパクト直後のスピードの変化が緩やかですが、
 軽いヘッド重量、総重量のクラブは
 その減衰が激しいです。 

 軽いと振り易い とよく言われますが、
 ヘッド重量がなければ その分をスピードで補わないと
 軽い分、距離が落ちます。
 重量が軽いから スピードが出る は ウソ と言って良く
 ヘッド重量の プラスマイナス50gでは
 上がるコトも 下がるコトも無く、ほぼ 通常通りです。
 軽いから振り易そう は 頑張って振れ
 そうじゃないと 距離は落ちるけどいいかな、ってコトです。
 自分の振り加減で リニアに距離が変化し易く もなります。

 運動のモーメントが高いモノ の方が
 ミスにも強くなりますし、安定度も高いです。
 ヘッド重量のしっかりしたモノと
 軽量ヘッドで ラフやバンカーを打ち比べて貰うと
 その差は歴然としています。
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 チカラの無い女性に 軽いヘッドのウエッジを使わせて
 ラフからのショットやバンカーショットをしろ って
 ちょっとした ハラスメント だと私は思っています。」

質問「なるほど。
 どの位のヘッド重量が良いのでしょうか❓」

店主「使えるのであれば 重めの方が良いと思いますが、
 どう クラブを扱われているか、振られているか、
 によって 異なってくるか と思います。

 例えば アイアンで 7番を基準としましょう。
 一般的な 軽量スチール装着のモノは 260g 位 です。
 280g ・ 300g ・ 320g ・ 340g
 の4種類を打ち比べて頂くのが理想的ですね。
 
 初めて、悶絶クラブを打つ場合、
 おそらく 340gは重くて 扱い切れない、苦しいかも知れません。
 ですので 280g 300g と打ち比べていくのですが、
 始めは重く感じるヘッド重量も 5球位打つと
 簡単に慣れてしまうと思います。多くの方がそうです。

 重いヘッドに慣れた方は そこからのゴルフ歴の中で
 ヘッドを軽くする方には進まない傾向が強いです。
 300gのヘッドのクラブを打った後で
 元の 260gのクラブを打つと
 まるでヘッドが付いていない棒 のような感触を覚えます。

✋棒の先にある 重さ でボールを打つのか
✋長い棒で ボールを打つのか

 非常に初歩的な 概念の違い を感じるのだと思います。
 
 スイング・クラブ扱いの大きな差になってくると思います。」

店長「コレ クラブを選ぶ時、造る時、
 そして 組み上げる時、実はとっても大事な部分で
 ハミングバードでは もう20数年前から
 クラブのセットは シャフトの硬さの流れ、
 ドライバーからフェアウェイウッド、アイアン、ウエッジと
 硬さの推移を ちゃんと許容範囲で流さない と
 本当の意味でのセットになりませんよ、
 って
 言ってきましたけれど

 あああ、本当はバラしたくないんですけどね、
 ゴルフ用品業界の発展の為に言ってしまいますけど
 ネックの長さにも着目して
 シャフトの硬さを見ないとダメですよ
✊ なんです。」
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質問「ネックの長さ❓」

店長「はい。
 同じ全寸45インチのドライバー がある、とします。

①片方が シャロータイプ(薄い)の非調整式、
②もう一方が ディープタイプ(厚い)の調整式、

 この二つって 場合によっては 1インチ-2.5㎝以上
 実装するシャフトの長さが異なる場合が多々あるんですね。

 二つのドライバーの 硬さ、振動数が同じ数値
 例えば 200cpm だったとします。
 前者①の方はシャフト寸は長い
 後者②の方はシャフト寸が短い

 打ってみると分かると思いますけど
 シャフト寸の長い①の方が 硬い
 シャフト寸の短い②の方が 柔らかい
 です。
 組み上がった 同じ長さのドライバー なのに🙄…です。

 そして コレが一番顕著に出るのが
 ドライバー から フェアウェイウッドへの推移 なんです。

 どのタイプ、どの機種であっても
 ティーアップして
 宙に浮いているボールを打つドライバーは タッパ、
 上下方向に厚みがあります。
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 フェアウェイウッドは地面からボールを打ちますから
 ドライバーのような厚みを取る訳にはイキマセン。
 ボールの大きさが 約45㎜の半分の 23㎜位が基準になり、
 ソコソコ厚みのあるモノでも 40㎜強。
 一方、ドライバーのソレは 60㎜を越えるモノも沢山あります。

 そして ドライバーの主流は調整式 ですが、
 フェアウェイウッドやユーティリティは
 価格を抑えないと 買って貰えないですし、
 ドライバーに比べると 買い替え頻度も高くないですから
 ネック調整式では無い者も沢山あって
 ネック調整式が FWやUTの主流とは言い切れないのが現状です。

 ですので 45inのドライバー よりも
 43インチのフェアウェイウッドの方が シャフトの実寸、
 シャフト長が長い場合も 考えられるんです。
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 実際、クラブをセッティングする時、
 その実寸を見誤ってしまう、
 シャフトの実寸では無く、クラブの全長の長さ で
 シャフトの数値を造ってしまうと
 シャフトの硬さの推移がちゃんと流れないんです。

 前述しましたが、45インチのドライバーのシャフト長 と
 43インチのフェアウェイウッドのシャフト長 には
 どの機種であったとしても 殆ど長さの差が無い、
 同じ長さの場合も往々にして発生します。

 ウッドのシャフトの硬さ推移は
 機種や元の硬さによって異なりますけれど
 45インチで200cpm であれば
 半インチ短くなったら 1~2cpm位の数値差 ですが、
 43インチ 長さの差であれば 2インチですので
 数値上 最大8cpm 離れていても良いのですが、
 シャフトの実寸が同じ であったら
 ドライバーと同じ 200cpm でも問題ないんですね。

 逆に 8cpmも離れてしまって
 クラブとしての全長は2インチ違うけれど
 使っているシャフトの実寸 は同じだから
 43インチのフェアウェイウッドの方が
 ①フレックスも ②フレックスも
 ドライバーが Ⓡシャフトだったとしたら
 表記は同じⓇであったとしても
 実際の硬さは ⓈⓇ、 Ⓢになってしまう。
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 緊張感もあって、平らなトコロから打てない、
 地面にあるボールを打たなくてはならない
 フェアウェイウッドの方が かなり硬い クラブに
 なってしまうのですから
 それを知らないで使っているアマチュアが
 フェアウェイウッドが苦手になるのは仕方ないんです。

 これは正直、クラブの作り手側の過失 なんですよ。」


 〇マレットにしては かなり小振りな感じ です
 〇マレットタイプにありがちな フェースバランスは取っていません
  重心角~フェース角は L字パターに近いと思います
 〇すごく テークアウェイ取り易い と思います
 〇予想外の顛末ですが、
  ハミングバード史上~最高の出来 かなりの自信作✋です
 〇L型ブリストルご使用の方にも
  非常に違和感のないデザインだと思います


 一点モノ ではありますが、
 このパターに興味が有る方、
 数点 残りがありますので
 欲しいな と言う方は お問い合わせ下さい


 〒238-0024 横須賀市大矢部3-14-10
  046-804-1480    野澤  まで
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お届け 〇3月中(そろそろ上がって来ます)を予定しております。
               もしかしたら…4月に入っちゃうかも…
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価格 〇ヘッドは量産する予定はありませんので 金型は造りません。

   削り出し用の粗型のプログラミングは致しますが、
   最終的には全行程 手削りになると思います。

   かなり 修正回数を重ねており
   一度作り直しもしていますので

 そこそこの高額品になる…と予想されます。


店長「ゴルフクラブについて
 あまり語られていない、知られていないコトが
 あるんですね。」

質問「な、なんです。」

店長「ものすごく 単純なコトなんですけれど🤗
スクリーンショット 2023-05-08 003101
例えば、ですね。
シャフトには 『キックポイント』
調子って言葉で言うと 先調子とか、元調子とか、
ありますよね。」

質問「ありますね。中身はよく分からないんですけど…。」

店長「まあ あまり気にしなくてもいいですし、
 大抵の人は 硬い、動かないシャフトを使っているから
 キックポイント自体効果を発揮してません。

 本題はキックポイントではないんですけど。」

質問「はい。」
スクリーンショット 2023-04-17 145020
店長「クラブメーカーやシャフトメーカーに聞いてみると
 答えてくれますけれど、その調子・キックポイントで
 先調子~ヘッド寄り と 元調子~グリップ寄り
 その差って ドライバーのシャフト であっても
 1in~2.5センチ程度しかないんですね。」

質問「ドライバーシャフトの全長ってどの位ですか❓」


店長「45inのモノで 110㎝位でしょうか。」

質問「その長さにすると 先調子でも元調子でも
 殆ど差が無い ッテコトなんですか❓」


店長「ないですね。
 メーカーによっては その差は1cm位と言っているトコロもあります。
 シャフトの全長の1%、多くても2%前後です。
 シャフトにも製品誤差がありますから、
 その範囲と考えても良い程度の差です。

 実はそれよりもですね。

 ヘッドのネック長の差の方が大きいんです
 今回はソッチが本題です。
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 現在、ドライバーは ネック調整式のモノが多い、主流です。」

質問「カチャカチャ って奴ですね。」

店長「はい。

 ネック調整のヘッドって どうしてもネック長が長くなってしまうんです。」

質問「調整しろを取らなくてはならないでしょうからね。」

店長「ですので 薄べったい(シャロー) 非調整式のヘッド と
 厚め(ディープ)目の 調整式のヘッドでは
 同じ 45inのドライバーであっても
 装着される シャフトの実寸 が かなり違うんです。

 機種にもよりますけれど
 シャフトの調子・キックポイント以上の差があるケースも
 たくさんあります。

 初期の頃の ネック調整式のドライバー って
 壊れやすい と言うのもあったんですが、
 それを防止する為も有って ネック側に重量が集まり過ぎて
 飛ばなかったんですね。

 それが何度も改良されて 今に至っているんですが、
 各機種ともに ドライバーが低重心化がかなり進んだ
 って言うのも勿論、有りますし、
 ドライバーシャフトの硬さ『基準』がかなり柔らかく、
 振動数で言うと 20~30cpm柔らかくなったってのも
 あるんですけれど、
 実はネック調整式のドライバー は
 そのネックの長さから シャフト自体は『短い
 同じ45インチであっても 従来のタイプの
 ドライバーヘッドに比べ 使っているシャフトが少ない、
 短いって言うのも ポイントのヒトツ なんですよ。」 
EG05_04

店長「短尺…にするのも、自分のスイングタイプ、ショットのデータなどを
 見て決めた方が良いですけれど、 長尺 もそれと同じです。

 何度も言っていますが、
 ゴルフクラブは 長さが増す、長くなると
 クラブ全体の慣性…動かした時の重さ感 の為
 その長さが増した分、『ヘッド重量は減ります。』
ヘッド遅れ~グリップ遅れさせず_Moment
 例えば…ですが、
 ものすごく物騒な話ですが、
 ヘッドのついていないシャフトとグリップ、
 ヘッドが付いているよりも 速く振れますが、
 それで 人を叩いて 殺すことは出来ないでしょう。
 突き刺す…なら 別ですけれど…。
 でも、ヘッドが付いていれば 振る速度は遅くなりますが、
 当たりドコロによっては かなり危ない。

 クラブが長くなって 例え、速度が『多少』高くなったとしても
 ヘッドの重量が落ちていますから 総合的な破壊力は
 あまり変化していないんです。
 クラブの中で一番長い ドライバーそのものに
 『ロフト角度』は別として 破壊力が一番有ったら、
 振り難くて、扱い辛くて 仕方がない
でしょう。

 ドライバーが一番飛ぶのは 一番少ないロフトでも
 使える工夫、クラブの長さによるアタックアングルであったり
 長さによる速度 や ティーアップがあるから で
 ポイントになるのは 『ロフト角度』です。

 そして ボールの上がりや回転、速度に影響を及ぼす
 『ロフト角度』は 物的なヘッドのロフト角度 だけでなく
 そのヘッドのボールに入ってくる 入射角度、アタックアングル
 含まれています。
ドライバー入射角度
 製品の物理的なロフト角度 と ヘッドのアタックアングル
 ボールの及ぼす影響は 半々、
 物理的な角度が 及ぼす影響は 半分に過ぎません。

✅ロフトが小さくなると
 ボールの速度は増え 打ち出し角度は減り、回転は減ります
✅ロフトが大きくなると
 ボールの速度は減り、打ち出し角度は増え、回転は増えます
〇ドライバーの場合、進入角度は良いトコロ レベル位で
 ダウンには入ってきにくいですから
 アッパーの度合いが変わると思います。
✅アッパーの度合いが減ると
 ボールの速度は増し、打ち出し角度は減り、回転数は増えます
✅アッパーの度合いが増えると
 ボールの速度は減り、打ち出し角度は増え、回転数は減ります

 この二つの組み合わせは思っている以上に複雑で
 本当に その人その人によって 結果が異なって来ます。
Desktop 2020.09.03 - 15.33.57.01_Moment
 なんだか 性質の悪い冗談の様ですが
 長尺で 距離の効果が高い のは
 元々、ヘッドスピード高めの人…距離に悩んでいない人で、
 飛距離アップを悩んでいる人には
 長尺の恩恵は多くありません。



 逆に ヘッドスピードの余り高くない人には
 44インチなどの 短尺効果 の方が恩恵は多く、
 また 扱い易さによるショットの安定、方向の安定 が
 自信や安心感を生み 気持ちよく振れる
👉飛距離が伸びる という二次効果も期待できます。
445TL-5-1
構えやボールの位置なども フェアウェイウッドやアイアンなどと
近づいてきますから 悩みの複雑化を避けられます。


 あまり短くし過ぎるのは ロフト角度を増やす方向で
 考えなくてはいけなくなりますが、
 11~12.0度位のロフトで済む長さ
 であれば ミスをしても ロフトが助けてくれます。
 どんなロフト角度が良いかも 人それぞれですが、
 大きめのロフトで打つ安心感もあるでしょう。

 ドライバーに悩んだら 短尺「気味」なモノ
 考えても良いかも知れないですよ。」

〇ライ角度を 71度から 70.5度  0.5度フラットに
〇スタンダード仕上げ を クロムサテン(銀)
  従来のアイアンなどのサテンよりも目の細かいサテン仕上げで
  今までよりも ちょっと 青白っぽい感じです。
IMG_0524IMG_0526IMG_0529

















◉Wニッケル(シャンパンゴールド)
 テフロンブラック(墨黒)
 カッパー(ピンク)
 ダークカッパー(チョコレート)は オプションになります。
IMG_1370

ロフト角度 3度
ライ角度  71度⇒ 70.5度
重心角度  75度
ヘッド重量 515~525g
材質  軟鉄鍛造S15C
仕上げ 鍛造後 NC
🔴純国産ヘッドです
IMG_1369

◆絶滅危惧種のゴルフクラブ創ります (livedoor.blog)

弊社定番のL型ブリストルパターは絶賛販売中ですが、
✋形状が苦手な方、
✋L型は難しそう…と敬遠される方
✋ショートパット対策をされたい方

の為に ピン型パターを製作しました。
IMG_1365
L型パターに比べ 重心距離が短く、
ヘッド重量効果が薄くなるため
ブリストルパターよりも 40g増量の
  ヘッド重量 520g です。

平均的な市販のパターヘッドのヘッド重量は 300g前後
重いと言われているものであっても 330~350gです。
場合によって パターの総重量以上の重さを ヘッドに宿した
520gを超えるヘッド重量はさまざまな恩恵をもたらします。
IMG_1362

このヘッド重量 520g は ストロークの始動をガッチリお手伝いします。
比較すると 非常に分かり易いのですが
何故か 重いヘッドのパターは始動が楽です。 
軽いと 動き出しが難しくなります。 お試しあれ✋

ヘッドが重い というのは
ボールを移動させる~飛ばす能力に優れている
と言うことでもあります。
故に ストロークが小さく、遅く することが可能ですので
慣れてくれば、安定度は高い 
です。

ボールのころがり に関してですが
使われると理解されますが
非常に 直進性能が高く
1~2mのパットであれば、ラインや傾斜などを
殺してしまい、カップの中に打っていい
 そんな直進性能を持っています。

IMG_1359

パッティングそのものが苦手な方や
 イップス⛳気味の方には最適。


ピンパターの欠点になり得る ネック形状を
(通常のネック形状をクランクネックと言います)
スラントネックとして 非常にすっきりしたネック廻りで
とても構えやすいと思います。

また ピンパターの長所でもあり、欠点でもある
重心の低さ👉上げる必要のないモノには多くは要りません。
を ロングネック形状にして
 重心高を 2.5mm高重心化
 重心深度を 2mm浅重心化
(平均的なネック長 40mm 👉 85mm)
IMG_1361

 通常 ピンパターのブレードの長さは 12cm平均ありますが、
 このパターは 10cm とコンパクトにしています。
 重心角が大きくなり易いため
 ネックを 6mmヒール側に下げ
 ロフト角度3度にしてあります。

お問い合わせ
 〒238-0024 神奈川県横須賀市大矢部3-14-10
 ☎046-804-1480

店長「あと 折角だから…
 パーシモンヘッドのフェースって
 諸々の事情によって 木製じゃない
 鉄だったり、一番多いの真鍮、
 そして プラスチック、
 晩年には カーボンが、
 そう言うモノがハメられて来たのね。
f141186665.2
 特に カーボンは
 カーボンにすると飛ぶ 
ら・し・い
 で 猫も杓子もカーボンフェースの時代が来たんだけど
 そこって どう思う❓」

質問「いや、なんか、言い難いけど
 あんまり変わんないんじゃね❓ って思いますけど。」


店長「そうだよね。
 クラブ買い替えるのはお金かかるから
 ちょっと 気分を変えて リフレッシュ 程度のモノ。

 それと同じことが
 アイアンの チタンフェースだったり
 ウエッジの ノーメッキ だったり するんだよね。

 アイアンのチタンフェース は
 チタンだから 弾く って
 どこから来るんだから分かんないんだけど
 ダイヤモンドは貴重な素材扱い にするため
 永遠の愛を ってプロモートしたのととっても似ていて
 確かに強度はあって 薄く出来るけど
 ヤング率そのものに大きな違いはなくて
 弱い軟鉄は厚くて
 強いチタンは薄い
 でも 強度、張度に大きな差はない、
 あるのは 軽くできるから
 打面の重量を落とせて その分、周りに配するコトが
 出来るコト位だけど それも めっちゃ違いが出るほど
 じゃあない。

 パーシモンのフェース素材の話しと同じ。
 ウッドのバルジ・ロールの話しと同じ。


 ウエッジのノーメッキ は 打感が良い って
 ゴム製のボールと金属製のフェースの
 歪み率は 200倍前後違う。

 わずか 10~20/1000㎜ 10~20ミクロン
 かなり厚めのモノであっても 50ミクロンの被膜
 であるメッキが
 そのボールと金属の差を変えてしまうほど影響がある
 と信じる気持ちは素晴らしいけど

 ハミングバードでも採用しているけど
 メッキの下地に 銅下と言って 銅を入れるんだけど
 あれは 使い込んで行った時、ピンク色が見えて来て
 ちょっとカッコイイ から と
 単に 重量upを狙っている(いいトコロ4g位だけど)
 に過ぎなくて あれで打感が変わるのが分かる人 は
 是非 100円玉 と 10円玉 を 二つ並べて
 目をつぶり 指で押して
 どちらがどちらか 判別してみて欲しい。
110zeikin318_TP_V1
 実際にヤング率 柔らかさと言える 歪み率 は
 数値として 倍違い、
 ニッケル素材の100円玉の方が硬い。
 表面に傷をつけやすいかの 指標では
 銅とニッケルでは あまり大きな差は無く
 若干、程度 ニッケルが硬い。


 それが触って判別出来たら 仕事引く手あまた じゃない❓」

質問「でしょうねー。」

店長「あえて言うのなら
 机の上とかに置いて
 硬いモノ、金属質のモノで叩くと打音は違う。

 想像通り 100円玉の方が 微妙に硬質な
 やや高めの音になる …って程度で
 おそらく ココが感覚的な硬さ・柔らかさの差に
 なるような気がしてなりません。
 ですので 否定は出来ません。

 ですが 物事の本質から離れない程度…にね😌
 って感じです。」


店長「ドライバーヘッドやボールの進化は
 より ボールがつぶれない方向
 スピンがかからない方向 へ進むと考えられます。」

質問「飛ぶ から ですか❓」

店長「そうですね。

 ボールをつぶさない、
 つぶれない訳ではないですけど
 その量が減り、ボールがつぶれてしまう力を
 ボールの初速、スピードに変える方向 です。
impactgolf
 それに伴い
 当然、なんですが より一層
 ボールとヘッドの接触時間は短く
 いずれ 平均的なアマチュアであっても
 ボールとヘッドの接触時間は 1/4000秒の世界に
 突入すると考えられています。
 
 
0.0003秒以下 です。」

質問「うわッ😧」

店長「現実的には 真反対 なのですが、

 金属のヘッドに 金属のボールが衝突するような…
 フェースにボールが乗っている時間はほぼ皆無で
 当たった瞬間の ヘッドの姿勢、フェースのさま、
 ヘッドの入って来た角度、で決まってしまい、
 フェースを閉じて なんて暇は一切ないんですね。

 実際、ドライバーヘッドも年々
 慣性モーメントが数値が上がり、
 今や 左右の慣性モーメントだけでなく
 フェースの上下の慣性モーメントが 4000g㎝2 を
 超えるものまで 出てきています。
〇ゴルフ史上一番柔らかいドライバー…たぶん - frame at 0m17s
 慣性モーメントは 簡単には 芯が広い、
 どこに当たっても 大きな差は出ない、と考えて
 良いと思いますが、それと同時に
 ヘッドの姿勢、運動維持がし易い、継続し易い。
 裏を返せば ヘッド姿勢を、運動継続を 変え難い
 とも言える訳で ボールとの接触時間の短縮もあり、
 いよいよ フェースターンでボールを打つ
 から お別れする時代に入って来た
 と言えると思います。 

 20年前 は 回転数2500回転
 今は 2000回転弱。
 いずれ 1000回転強位でも
 十分、浮力が維持できる性能になってくる
 というのが 大方の予想ですね。

 1000回転強だと 今の練習場のボールでは
 確実に 失速しちゃいますけどね…😧」


店長「ドライバーは その飛距離がゴルフ最大の魅力
 そして 魔境への入り口 と言う楽しいモノです。」

質問「ですね。」

店長「つい先日も書いたと思いますが、 
 ドライバーを飛ばす方法でよく言われる
 『8分位の感じで振る、全力、マン振りしない』
 というのが 昔から言われますが
 それは基本、正解であり、正当な道です。
460TL-5-1
 ソレは何故か と言うと
 現代のドライバーは
 元々の球質やスピード、打ち出される角度等
 によっても多少異なりますが、
 基本、ボールの縦回転 この場合はバックスピンですね、
 これは 1500回転位に落ちても 浮力は維持出来ます。

 20年位前のドライバーですと 2500回転位は必要でしたから
 今は死語になった? 「高打ち出し 低スピン化」 が極まった…
 が故に 用語として使われなくなった とも言えます。

 まあ 1500回転は少々、危険が伴いますから
 1800回転位としましょう。

 コレを上回る 縦回転、 そして 横回転は
 飛距離の妨げ となります。

 よく言われる スライスは飛ばない、フックは飛ぶ は
 スライス回転の場合、
 ロフト効果も大きくなり、縦回転が増えるから
 飛距離が伸びないのであって
 それを フックに変えて、フックだから飛ぶのではなく
 縦回転が減った分が伸びた に過ぎません。
445TL-2
 究極には そのフックの横回転も
 飛距離に対しては妨げ です。

 だから 真っ直ぐを打ちましょう は
 実現できる、続けることの出来る目標としては
 あまりに 機械的、マシン化なので現実的ではありませんが
〇40㎳のヘッドスピードの人が 38㎳
〇37㎳のヘッドスピード人が 35ms
 位になる感じの
 微妙に落とした位のヘッドスピードで ドライバーを打つと
 無駄な 縦回転、横回転も きっちり減ります。

 勿論、身体的にも、精神的にも負荷が増えはしないので
 継続性、再現性を期待することも出来ます。
 それが 飛距離アップ の 正しい道 です。

 飛距離をアップしようと思って
 より速く振ろうとすると
 多くの場合、インパクト付近を強く入れよう と
 腕周りの、手回りの感覚が強くなると思います。

 H/S 40→41.5㎳になったとしても
 回転が 1800→2400rpm になれば
 ボールスピードが多少増えたとしても

 飛距離としては変らない、場合によっては
 落ちてしまう も多々発生しますし、
 継続する、続ける、再現性からはどんどん離れていきます。
祝開幕戦東建出場 高橋賢選手 スイング集サウンド有_Moment
 で、話しをスライスを防止する、に戻すと
 方向として 開いていたフェースを閉じようとする は
 回転数全般を減らす ではなく
 回転数を 右回転を左回転にすり替えるだけ なので
 まあ それに伴う ロフト減少の効果はあっても
 ヘッド姿勢も変わる、スイング軌道も変わる、
 という 再現性の低い挑戦 に変わりはないので
 ちゃんとした技術として 定着させるには
 常識を超えた練習量やメインテナンス量は必要になります。」


店長「あと コレも笑い話だけど
 ウッドって フェース面が膨らんでいる曲面 でしょ❓

 アイアンは平らと ルールで制限されているのに。」

質問「そう言われればそうですねー。」

店長「ルールでも 左右(バルジと呼びます)はこの位
 上下(ロールと呼びます)はこの位
 って箱型形状に限り 許されているけど
 それって 何故だと思う❓」

質問「ギア効果で 先に当たるとこう…とか
 ヒールに当たると こう…とか
 そんなのがあったような…。」

233243店長「コレ?」

質問「あッ そうそう。」

店長「コレね…
 言って良いのかな…

 まるっきり 無いわけじゃないけど
 スライスとか、フックとか、
 そう言うモノを是正出来るほどの効果は・・・

 
ゼロよ。」

質問「ええええええ😧
 だって プロとかも言ってますよ。」


店長「そういう働きはない訳じゃない…嘘じゃあないからね…。
 でも ま 無いの方に限りなく近い んだけどねぇ…。
 特に 現代の超強烈慣性モーメントのヘッド では
 その話が 矛と盾 そのものでしょ⁈」

質問「ま、確かに。」

店長「それ信じているのも スイング造りに超悪影響。
 それを考えて スイングしてるなんて
 ✋百害、千害、億害あって コンマ.1利も無い

 だって フェースのふくらみの理由はもっとシンプル。
 あっけない程に幼稚な話だもん。」

質問「理由があるんですか❓」

店長「そのバルジとかロールの膨らみッて
 パーシモン製ヘッドだったことが由来しているのよね。

 木製ヘッドは打っていると
 ソコが摩耗してくるの
 すり減ってきたり、へこんでしまったり、
 だから フェース・打面には
 ソールのプレートと同じく、
 木製で無い別の素材(eye-o-maticとか)がはめ込まれていて
 取り換えられるようになっていたり、するんだけど
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 工業製品であった メタル の場合、
 そこのふくらみを調整するのは 当時、難しかったの。
 あるには有ったけど ほんの少し。

 そうすると
 『フェースが凹んでる』『歪んでる』
 って言われて 売れないのよ😌」

質問「へ?」

店長「ヘッドの剛性が高く出来無くて
 割れ頻発もあったから、結果的には
 売る方にも、都合が良かったんだけど
 パーシモン製のモノよりも もっと強い膨らみ
 をフェースに施すようになりました、チャンチャン👐

 つまり パーシモンの時は
 使ってると フェースが凹んでいくから
 あらかじめ 膨らましてあった✋ と言うだけのコト。
 まあ パーシモン時代は そのふくらみの効果
 ボールに対する影響は無かったわけじゃないけど
 メタルヘッドの場合、その効果はプラシーボでしかない。


 って言うのが 本当のお話し で

 フェースの膨らみ(メタルヘッドの)によって
 ボールの回転が是正される は あとから湧いてきた
 かなり セールストーク色の強いお話し です、
 というコト。」


店長「コメント(もっちゃん₎にもありましたが、
 パーシモン…ドライバーやフェアウェイウッドの材質が
 言葉通り、そのまんま ウッド・木製だった時代
 特にシャフトがスチール時代
1
 江戸時代? っていうほど 昔の感覚だけど、
 パーシモンって
 反発係数が強烈、高い😫」

質問「え😧 反発係数 高いんですか❓
 チタンは硬い
 パーシモンは柔らかい
 …から 弾かないんじゃないの❓」


店長「まあ 反発 って言葉で言うとそうだけど
 アレは インピーダンス理論 で
 衝突する二つの物体のヤング率、歪み率が近いと
 双方が変形し難い、
 ゴルフで言うと ボールも変形し難い、
 ヘッドの歪みが少ないと その分、ボールは沢山歪み、
 ヘッドの歪みが多いと ボールの変形は少なく済む、
 と言う科学的なモノで
 パーシモン製ヘッドは歪むから ボールが変形しない、
 変形しないので スピンが入らない、入り難い、
 ボールの初速は出るけど、回転足らずになっちゃう
 そういうことなのね。

 だから パーシモンのドライバーの
 平均的なロフトは 12° 位
 10°とかを使えるのは プロの中でも
 かなりのマッチョな 力持ちの人だけ だった。


 そして パーシモン時代と今の時代の最大の違い は
 パーシモン時代は ゴルフクラブヘッドのその形状の
 フェースの向きとロフト角度
 は 非常に近しい関係のモノで、
 両方をまぜこぜにして使う必要があったのよね。
 そうじゃないと ボールに必要十分な回転が入りきらない から

 今は フェースの向きはフェースの向き、
 ロフト角度はロフト角度、
って別で利用出来るコト。

 分かり難い、イメージし難いんだと思うけど
 ロフトじゃなくて フェースを少し開いた分、
 位の プラスアルファ―のロフト増加 の状態で
 かつ しっかり入射をとって 入れてこないと
 ボールが空中を飛んでくれない。
 ボールが空中浮遊の時間が取れない。
 アタックアングルが無いと ボールが浮かない。
ドライバー入射角度
 パーシモンはボールがつぶれにくいのに
 球離れは遅い…どの位遅いかは忘れちゃったけど…
 その球離れの時間の間に フェースを閉じない と
 回転は入るけど どどどどどスライスになっちゃう。

 ボールがフェースをスライド、
 ハイドロプレーン現象みたいに
 ボールがつぶれず スキッドしている刹那の時間の間に
 フェースを閉じないとイケナイ。

 と言う 超絶技巧の遊びだった のよね。

 だから 普通のアマチュアは

〇開いて入れて来る ⇔ 上から入れられない
〇上から入る ⇔ ボールが上がらない
〇ボールを上げようとする ⇔ スライスしか出ない

 と言う無限ループの中に 囚われちゃうので
 結構、チカラのある人であっても
 キャリー170yd 行くか、行かないか、
 スライスしないで ボールが宙を飛ぶ だけ で
 📯📯拍手喝さい👏👏のスポーツ だったのよね

 12°以上のロフト & 43in以下のモノが
 ドライバー ドライビングクラブ なんだから
 そりゃあ そうなるのよね❓」

質問「まあ 確かに…。」

店長「昔は フェースの向きもロフトの一部、
 数ミリ程度の出し入れが必要な遊び。

 それと比べると 今は遥かに簡単。
 欲さえなければ、ね😌

 放っておいても ボールは浮くし、
 ボールを浮かせるのと スライスは関係ないし
 必要以上にアタックしなければいけない アタックアングルを
 意識する必要もない。
video_Slomo_Moment
 昔は 命を懸けた争い だった 刀の世界 が
 今は楽しいスポーツになった剣道…ッテ位
 の差はあるんじゃないかな🙄

 ホンの50年位前の話し だけどね😌」

店長「
①ドライバーのロフトやフェースの向きを半ば固定、
 トップの姿勢のまま半固定、
 そのドライバーを持った自分が回転する、
 ヘッドの重さの分、ヘッド自体は遅れますが、
 引きずられる形で付いてくる・・・・ のと
2023-12-28_23-05-51
2023-12-28_23-05-1

②フェースを、ヘッドを回転させるため
 グリップよりもヘッドの方を意図的にたくさん動かす
 ヘッドがグリップを追い越して打つ… では

 の二つで
    (…答えは知っているとは思いますが)
 ゴルフクラブの効能・機能って同じになると思います❓」 

質問「ならない、 なり得ない ですよね⁈」

店長「はい。

 クラブの効能、ヘッドの機能、など
 ほぼ 真反対 になると考えて良いと思います。

 一番分かり易い のが シャフトの硬さ じゃないですか❓

①であれば ヘッドが遅れますが、使用しているシャフトの
 柔らかさで起こる しなりの最大値 の状態で
 固定されたまま、ボールを打つコトになります。


②ですと フェースを開いて閉じる そういう動きが
 スイングの主体 になりますので
 シャフトのしなり幅は ヘッドの重さ分であったり、
 重量点のズレ(重心位置)で有ったり、
 捻じれ、よじれの要素が入ってしまうので
 増幅されてしまいます。
会田20210701_Moment(2)
 しかし、シャフトがねじれたまま、しなったまま、
 別な言い方をすると クラブが最短、一番短くなった
 状態は フェースが一番開いている状態 ですので
 それを閉じるには ゴルファーの大好きな言葉
 『シャフトをしなり戻し』をしなくてはならず、
 それは クラブの長さを元の状態、
 この使い方では アドレスよりもより長い状態
 にしなければ スライス…ミッション失敗 です。

①は長さの変化幅が最小値
②は長さの変化幅が最大値


 クラブの長さ変化だけで ものすごい違い です。

 当然、長さの変化幅が大きければ
 スライス、引っかけ、テンプラ、トップ など
 ミスショットの可能性はかなり高くなります。
 同じショットを繰り返せる可能性はとても低い…
 になりますので
②の道を進むと 自ずと「必要以上に硬いシャフト」
 を選択していくゴルフ人生になります。」

店長「はい。

 ボールに右回転が入る と言う意味のスライスではなく
 打ち損じ と言うか、初心者のボール と言う意味での
 スライスは 副作用に過ぎません。


 ドライバーが
 打撃力をボール速度に転化し易いのは
 ロフトが小さい から です。
 決して クラブが長く、
 それによって ヘッドスピードが数値として高い
 が
 主人公ではないのですが・・・
rad-04
 飛ばない~飛ばせない は ロフトを増えるように、
 その番手の製品ロフトで得られるロフト効果、
 よりも 大きなロフトにして打ってしまうコト で
 クラブヘッドの形状上、それには
 フェースの開き(左右方向)も伴ってしまいます。
 ロフトが増えてしまう(ロフト効果が増えてします)の
 副作用としてのスライスに 囚われる…コト
 無意味な『
スライスへのこだわり』が始まります。

(22171_Moment
 ゴルフクラブは非常に勘違いされ易い その見た目 から
 本来 やらなければいけない 課題
〇ロフトを増やさない
 元のロフト通りに ボールをヒットする ではなく
〇フェースを開かない
 ヘッドの向きを 元の状態にして ボールをヒットする
 にすり替わってしまい
 その副作用を 永遠に追いかけることになりガチ です。


 ココからの部分が うっすらとでも
 イメージできると ドライバーショットだけでなく
 ショット全般が良くなる可能性があるのですが

ショットは クラブを引き摺って動かす のが基本です
 その意味は どの場面であっても 立体的な軌道 に
 対しては クラブ姿勢・ヘッド姿勢はほぼ同じ状態 です。
 立体的な軌道 クラブ全体が移動しているだけ です。
2023-12-28_23-05-51
2023-12-28_23-05-1
〇ところが フェースの向き のコトを考えると
 先端を動かす、ヘッドを引き摺って動かさないが故に
 クラブの軌道とヘッド姿勢が
 常時、ランダムに、とても複雑に変化します。
 ヘッド姿勢は軌道にも影響されますし、
 軌道はヘッド姿勢の変化にも影響されます。

✋写真を見ると分かると思いますが、
 ヘッドを引き摺って移動させる は
 フェース姿勢を変えるは アドレスやボールの位置等
 動作の事前準備で変更可能
 シンプルにスイング軌道は 同じ状態まま
 その位置をずらす程度 です。
e00bf7e68658a3e6-s






😢ところが ヘッドを動かす、ターンさせる側は
 軌道を変える・ヘッド姿勢を変える いずれも動作が始まってから、
 しかも ショットの佳境に近い部分で
 それは双方ともに 相互に影響しあってしまう為、
 無限の組み合わせが発生してしまいます。
 同じことを繰り返すのが難しい、
 上手く行っても すべて動作中のなにか である為
 それを繰り返す目安がありません。


 クラブが長く
 スライスだけでなく
 先端部 ヘッドスピード と言うのも気になりますので
 より ソレに拍車がかかっていくのですが、

 ゴルフショットは
〇クラブを単体で動かさず それを持った自分が動く
 ではなく
〇クラブの先端部を『速く』動かす
 と言うモノにハードランディングしてしまう・・・😵😵
会田20210701_Moment
 ドライバーがスライスする
 から始まる ドライバーだけでなく
 ショット全般が クラブの扱い方が全然別なモノ
 別な世界  パラレルワールドをさまよい続けるコトになる訳です。」


店長「ゴルフを初めて いきなりドライバーから打ち始める、
 と言う人は 多くはない、居ないに等しい と思うのですが…。」

質問「そうでしょうね😌」
BAQiEG0CAAE6a0Q
店長「アイアンをある程度打てて、ステップアップ的に
 ドライバー。。。となる訳ですが、
 ドライバーは
 その打撃力をボール速度に転化できる能力が高いが故に
 直ぐに夢中になっていきます。

〇ドライバーはゴルフ用品の長い歴史、進化、
 そして ゴルファーの飽くなき欲のお陰?で
 ゴルフクラブ全体のロフト角度推移 多い→少ない
 の中では 特出して クラブの長さが長くなりました。

 アイアンからの、そのままの流れ よりも
 見た目の印象も含め 長いですから
 上げる下げるの上下変化で打つ というよりも
 円運動も含めた ヨコ変化、横移動で打つイメージ
 強くなります。
2013-05-04 10-55-44.740_Moment
 特に始めの頃は 地面に、マットに置かれたボールよりも
 ティーによって 空中に浮いているボールを、
 一番自分から離れたヘッドで当てなければなりません から
 結構、不安だと思うんですね。」

質問「でしたね~😵」

店長「そうなると まぁ 払って打つというか、
 あまり上下変化を付けず さらうように打つ
 のを選択される率が高いと思います。
 上からドスンとボールに入れるのは怖い。

 まあ 実際、ちゃんと打てるようになっても
 長いですから 入射角度は0°~~
 ティーアップされている分、3度位のアッパーに成ったりする
 んですけど 上下変化は存在しているので
 同じではない(特に抜き側)ですね。

 ヨコ払いに近い動作だと
 スイングの円の動きは フェースの開閉、
 クラブを移動させながらの クラブの捻じり
 になるので スライスの発生率は高くなります。
検証 しなり方_Slomo_Slomo_Moment
 当たったとしても
 右打ちの右へのプッシュスライスか、
 左への引っ掻けフック のいずれかの道に。

 そして そのいずれもが良い道じゃないんですけど
 スライスは悪、フックは正義 みたいな道に足を踏み入れる

 ドライバーを持っているのに 飛ばない のは
 スライスしているから✊ では無くて
 ドライバーのロフト角度通りに打てない から なんです。
 スライスはその副作用として付いてきているだけで
 問題の本質、悪の親玉ではないんです。」


質問「スライスって 副作用…なんですか❓」

質問「用品も含めて ドライバー、
 ドライバーショットについて 教えて下さい。」
005
店長「はい。やっぱり 皆気になる、
 皆悩むドライバー ですよね😊

 ウッドは番手によって名称が付いていますが、
 昔用語では 2番ウッド ブラッシー
 これが消えてしまいましたので
 ルール上 ロフト角度15°未満 のクラブ、
 15度未満の ドライビングクラブを ドライバー
と呼びます。」

質問「形状として 箱型 というコトでは無くて❓」

店長「無いですね。
IMG_0126
 一般的なドライバーに適用されるルール
 例えば 反発係数などは
 それが例え アイアン形状~板状のモノ であって
 ロフトが 15度未満であれば 対象になります。

 そんなモノ好きが沢山いる、とは思えませんが…😊

 まあ 良い機会ですので
 結構、スイング造りのあまり良くない影響 がある
 『ボールのつかまり』について説明しますが、

 こと ボールのつかまりにおいては
 ドライバーは 一番つかまえるのが簡単なクラブ
 ボール速度を得やすい クラブ です。」

質問「えええええ!」

店長「ボールのつかまえは
 そのクラブのロフトに対して のモノで
 スライスし易いか、し難いか とは別なモノ なので
 
 一般的な ロフト10°前後のドライバーは
 ボールをつかまえる ボールがつぶれる
 というコトに対しては 物理的な条件を十分、
 満たしているので 特別な「技」は必要ありません。

 一般的に言われる ミート率。
 1.40 とか 1.45 とか
 1.50 を目指そう とか
 機械などでの 測定で利用される用語 スマッシュファクター
 これは ボールの打ち出しの速度 を
 ヘッドスピードで割ったモノ ですが
 この数値は 実はミート率 は誤訳と言って良く
 用語としては 存在していませんが
 『つかまえ率』と言っても良いかも知れません。

 一番 つかまりの良い 数値の良いクラブは
 ロフト0度 もしくは マイナス のモノになりますが、
 ボールを飛ばす為の『浮力』と言う点で
 なんの助力もしてくれませんので 使えません。
 数値的には 1.70 位にはなると思います。
スマッシュファクター
 それが ロフトが付き 10°前後になってくると1.40~1.50 位になり
 更にFW…UT…アイアンと 用品のロフト角度が 
 増えてくると その「仮称つかまえ率」は 1.30~1.20と下がって来ます。

 ドライバーを打っているにもかかわらず、
 勿論、その用具のロフト角度にもよりますが、
 数値が 1.30や1.20になってしまう とは
 その数値の ロフト角度で ドライバーを使っている
 と考えて良いと思います。

 打ち方の良し悪し、ショットのミスを別とすれば
 ウエッジクラブのロフト では 当たり前と言えば そうですが
 二度打ち は ボールの速度が ヘッドスピードを
 下回ったから 発生する訳

 どう ミスをしても ドライバークラブのようなロフト角度では
 二度打ちは発生させられません。

 ドライビングクラブは
 ボールのつかまり
 ヘッドスピードを含めた打撃のエネルギーを
 ボールの速度に転化し易いクラブなのは
 ロフトが少ないから ですので
 特別なコトをしない方が良い、
 してはいけない というコトになります。

 似ているようですが 根元の部分はかなり異なる
 つかまえる 👉 スライスさせない
 は ドライビングクラブの その利点を殺してしまいます。」

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